常陸牛ステーキの美味しい焼き方
<基本ポイント>
★ 焼く前に肉の中まで必ず、常温に戻しておくこと。
★ ひっくり返すのは1回だけ。
1.常陸牛を焼く30分位前に、冷蔵庫から出し肉の中まで常温に戻しておきます。
中が冷たいと表面は焼けていても中まで火が通っていなかったり、
中が冷たかったり(焼き方がレアの時は特に注意してください)、
焼きすぎたりと、失敗のもとです。
冷凍状態ではけっして、焼かないでください。
2.すじ切り。
スジ切りは触ってみてあきらかに硬いスジがある場合だけで充分。
常陸牛は必要以上にスジを切ったり、柔らかくするために叩いたり、
しないほうが食味が良いです。
3.塩・コショウ。
塩・コショウは焼く寸前に、全体に振りかかるようにしてください。
※ 塩は水分を吸収しますので、肉汁を吸いだしてしまします。
4.フライパンを強火で熱し、熱くなったら牛脂を入れる。
脂がまわったら、お好みでにんにくスライスを入れ、
にんにくのいい香りがしてきたら、
強火のまま盛り付けのときの表面を下に肉を焼き始めます。
焼色がついたら火を弱めて肉汁が浮いてくるのを待ちます。
5.表面に肉汁が浮いてきたらひっくり返すタイミング!
(血のようなものが表面にういてきます。これが肉汁。)
※ ひっくり返すのは1回だけです。
<焼き加減>
レ ア: 表面に肉汁が浮いてきたらひっくり返し約10秒。
(いつまでもフライパンにのせていると
すぐミディアムになってしまうので要注意!)
ミディアム: 表面に肉汁が浮いてきたらひっくり返し約20秒。
ウェルダン: 表面に肉汁が浮いてきたらひっくり返し約30秒。
6.よく焼き上がりに、ブランディーやワインをかけますが、
常陸牛は肉が柔らかいですから、ブランディーやワインの香りを
楽しむ程度。または、演出程度がよいでしょう。
7.ソース(味付)。
常陸牛の肉汁を堪能していただくために、塩・コショウだけの
味付でご賞味ください(おすすめ)。